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『新緑の聖母月 新たな信仰の心で生きよう! 』
ラファエル 松本武三 神父
 さわやかな新緑の季節は聖母の月。命の喜びの時。
 受洗者に倣って、新たな信仰の喜びを持って生きるように、復活徹夜祭のミサで、私たちも洗礼の水を注がれて、洗礼の約束の更新をいたしました。案外知らないのでは。
それに5月31日は、聖母訪問の祝日ですが、今年の教会の暦は「聖霊降臨の主日」です。

 聖パウロはガラテヤの手紙で言っています。
敵意、ねたみ、仲間争いでなく、親切、善意、寛容でありなさいと。
当たり前のことですが、一番難しいこと。自分の驕り、欲がいっぱいだもの。それでみんな悩んでいるのです。
でも、パウロは、聖霊の導きに従って、また前進しましょうと励ましてくれています。
私たちも倣って歩めるように、ミサに集って、謙虚に祈り、力をいただきましょう。

 大不況の最中に、また、豚インフルエンザ。人は、自分で自分の首をしめているようだ。
私は、ますます、謙虚に、神さまの前で、素直に祈ることの大切さを教えられる思いです。
どうか、しばらく何らかの事情で、教会から、足が遠のいている皆さん、工夫してミサにお出でください。
イエスさまを、マリアさまを、ヨゼフさまを、フランシスコ・吉を喜ばせてあげてください。
信仰は、自分のことより、神さまの思いに、私を使ってくださいと協力する愛の業ですから。

 今月も一枚のスケッチを贈ります。つまらないけれど、私にとって大切なものなのです。
何だか、この銀杏の木が、私の司祭生命そのもののように思えて。
 だから、冬の厳しい寒さの中、枯れ枝のような細い枝に、芽があるのを知り、希望をいただき、 葉っぱが出ているのを知り、ああこれで、また、司祭として歩めると嬉しくなるのです。
幼稚な奴ですが、頑張ります。アーメン。