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『絶えず見守っていてくださる諸聖人に感謝して』
ラファエル 松本武三 神父
 「仕えられるよりも、仕えることを!」のテーマで、歩んできたこの一年も、典礼暦の終わりの死者の月になりました。 皆さんは、このスローガンをどのように受けとめてこられましたか。何となく言葉だけに終っているような気がしていませんか。 そんな折り、「聖書週間」のポスターが送られてきました。 ポスターは、最後の晩餐におけるイエスが弟子の足を洗う有名なジョットの絵と、今年のテーマのイエスの言葉が印刷されていてハッとさせられました。  忘れていた! この一年も神さまが私に仕えて、汚れを洗ってくださっていたことを。

 だから、死者の月にあたり、「この最も小さい者の一人にしたのは、私にしてくれたこと」と言われたイエスに、 お返しの隠れた小さな業、祈りを、感謝して心から捧げ合いましょう。

 ところで、先月末の鳩山首相の所信表明演説聞かれましたか。 50分余の長い演説でしたが、その中で、チョーク工場の創業者の社長が、 ある会で隣に座られたお寺のご住職の話がありました。 「ものやお金があれば幸せだと思いますか。人間の究極の幸せは4つです。愛されること、ほめられること、役に立つこと、必要とされること。 働くことによって愛以外の3つの幸せが得られるのです。 その愛も一生懸命働くことによって得られるものだと思う。」 ほんとそう。 皆さん、頑張りましょう。出来ることを喜んで。

 そして今月、久しぶりの宮津、天橋立への教会バスツアーです。 天橋立は、人が逆さになって眺めると、天に架かる橋のように見えるという「股のぞき」で有名ですね。 私は、苦しい時に、大きな希望、励ましの恵みをつかむ、創世記のヤコブの夢のことが心に浮かびました。 また、宮津カトリック教会は、今もミサが捧げられている日本で最も古い教会です。 信徒館には、大阪教区の亡くなられた大先輩たちの若き日の元気あふれる写真も飾られています。 洗礼者ヨハネに捧げられた教会ですから、お祈りして清めの恵みをいただきましょう。
 以前行った時の、思い出の2枚のマイスケッチ。へたですが、どうぞ。