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『新しい夜明けの恵み!』
ラファエル 松本武三 神父
 韓国訪問中のフランシスコ教皇は、この度、大阪大司教区に、レオ池長大司教に代わり、広島教区の司教、 前田司教を選ばれた。何か、新しいこと、そして、恵みを用意してくださったのでしょう。
 皆さん、レオ池長大司教に感謝し、前田司教と心を一つにして、喜んで頑張り、感謝いたしましょう。

 そんな驚きのニュースが入ってきた時、わたしは、日頃の怠け、不摂生がたたり、入院のはめに。神さまは、 わたしにも、しっかりせい、もっと、喜んで尽くしなさいと、ムチを打ってくださったのかな。
 リハビリをかね、廊下を歩いていたら、休憩室に置かれている本棚の一冊の雑誌が目に留まり、パラパラと めくっていたら、「海辺の岩の上に立つ赤い鳥居」の小さな一枚の写真が目に飛び込んできた。
 いい感じ! 何でも、この赤い鳥居、東日本大震災の時にも、耐えてきたのだそうです。素敵だなあ!

きっと、神さまが、守って下さっているのですね。
 私たちも心身が、暮らしが、苦しくなっても、負けないで、イエスさまが、いつも一緒にいてくださるから、 希望持って、喜んで、楽しく頑張りましょう。皆さん、心合わせて、イエスさまを安心させてあげましょう。

 この夏の水害被害、広島に、大きな傷痕を残し、多くの亡くなられた方の痛みを受けました。
 その広島から、新しい司教を迎える私たち。何か、神さまは、私たちに、願っておられるのでしょう。

 自分本位の自己中心の思いではなく、相手の望みに応える、謙遜な愛の業、温かな祈りの信仰が、育つようにと。
9月は、敬老のお祝いの月、そして、マリアさまのお誕生のお祝い、それに、わたしの洗礼の聖人、ラファエルのお祝いの月。
 司祭として、皆さんの望みに協力できる器に乏しい、出来の悪い神父ですが、これからも喜んで生活を楽しみたいと思っています。

 大天使、ラファエルさん、神の薬、癒やしの天使ラファエルさん、これからも、私たちを守り、癒やし、お導きくださいますように。 アーメン。