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『心からクリスマスを祝いましょう』
ラファエル 松本武三 神父
大自然の恵みを受け豊かに実らせた収穫の実を、人や獣、虫たちに与えて丸裸になり、 また新しい年の小さな芽を育てている草木のように、私たちも一年の暮らしに感謝し、私でよかったらどうぞお使いくださいと、 心に愛の芽を育て、幼子イエスを迎える準備をいたしましょう。
ご存知でしょうか。マザー・テレサの「わたしをお使いください」という祈りを。
何となくマザー・テレサの祈りの心は、宿屋のもてなしの心のようです。 「いらっしゃいませ。何かありましたら、遠慮なくおっしゃってください。ごゆっくりお寛ぎください。」と。
はるか2千年も前、この世の王は、全住民に、住民登録をせよとの勅令を出しました。そのため、いつもは静 かなベツレヘムの町も、人が集まりにぎやかに。でも、聖家族を迎える宿屋がありませんでした。
イエスさま、あなたがこの世に来られた時、誰一人、あなたのこと知らなかった。寂しかったことでしょう。 でも何と、人に仕える家畜たちが迎えてくれました。そして、羊の世話をしている羊飼いたちが、 家畜たちの仕える心に倣って、幼子を迎えました。幼子は、仕える心に包まれて、すやすやと安らかな可愛い寝息で、 安心して眠られました。そして後に、王になられた幼子キリストは、感謝のことばを贈ります。「あなたは、わ たしが旅をしていた時に、宿を貸してくれましたね、ありがとう。」と。
皆さん、「心から嬉しい。これで、何があっても生きていける。」と言った、感謝と喜びのクリスマスを迎えられるように祈りましょう。
主よ きょう一日
貧しい人や病んでいる人を助けるために
わたしの手をお望みでしたら
きょう わたしのこの手をお使いください

主よ きょう一日
友を求める人々を訪れるために
わたしの足をお望みでしたら
きょう わたしのこの足をお使いください

主よ きょう一日
優しいことばに飢えている人々と語り合うために
わたしの声をお望みでしたら
きょう わたしのこの声をお使いください

主よ きょう一日
人は人であるという理由だけでどんな人でも愛するために
わたしの心をお望みでしたら
きょう わたしのこの心をお使いください

           (マザー・テレサ)