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『11月は、教会の暦の終わりの月』
ラファエル 松本武三 神父
 はや11月。11月は、教会の暦の終りの月。神の命の恵み、愛の豊かな実りに感謝して、新しい年、 2016年のクリスマスを迎えるための待降節に入ります。
 11月1日に、諸聖人を祝い、2日は死者の日。悩み、苦しみのうちに亡くなられたすべての死者のた めに祈り、今日の私たちの祈りを、神さま、受けとめてくださり、諸聖人の喜びの輪に招いてくださ いますようにと祈り、そして、一年の終わりの主日に、うまやでお生まれになったあなたは、私たち を守り、導いてくださる誠の王、キリストと、喜び祝い、一年の時を感謝して終ります。

 うまやで生まれたイエス。うまやの牛や、馬、羊は、人に仕え、殺され、食べられる命。
イエスも家畜のように、人に仕え、十字架上で殺され、パンとして食べられている。
 その家畜のような生涯を、教会は、かけがえのない愛の恵みとして受け止め、ミサの中で、聖なる 体として頂き、毎日、感謝して祈っている。
 聖なるパン、ご聖体をいただく私たち。何と幸いなことでしょう。なのに、自分よりも小さなパン として、口に入れているおごりが、皆さん、ありませんか。

 ご聖体を司祭から、「キリストの体」を、「アメーン」と言って、手に受け、その聖なるパンを自分の 手で取って、口に入れている。
 神さまが、私のところに来てくださった、何ともったいないこと、有難いこと。これで、何があっ ても、私は負けない。明日に向って感謝して生きます。

 そんな心が育ち、ミサの聖体拝領が、尊い、有難い出会い、感謝の時となりますように、
これからも、弱い私たちですが、心を合わせて、祈り、歩みましょう。アーメン。