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『 私は門の外に立ち 』
ラファエル 松本武三 神父
 暑い夏の疲れ、さわやかな秋の風で癒し、喜んで祈り、感謝いたしましょう。
9月は、ラジオ朝日の信仰の時間、私の担当で、4日は、典礼聖歌の411番、「わたしは 門の外に立ち」を 歌いながらはじめました。マイクを前に、歌ったり、話すのは、本当に有難い恵みです。7分30秒ぐらいの 時間なのですが、適当な私なので、歌は、時間調整でもあったのですが、今では、自分の特徴と思って、 カトリック聖歌、典礼聖歌の中から、適当に選んで歌っているのです。
2003年から始まったので、今年で13年にもなりなります。
 この聖歌は、聖書の終わりのヨハネ黙示録3章20節の言葉から生まれたもので、高田三郎氏が作曲された 聖歌です。神さまは、いつも私たちの心の門を叩いておられる。声を聞いて、開けてくれるなら、中に入り、 食事を共に、あなたと共に住むと。信仰は、愛の心なんだなと改めて学びます。頭では、よく解かるけれど、 そのような愛の心で生きるのは、大変なことです。
 それで、私たちは、教会に集い、イエスさまに、我儘な、弱い私を守り、お導きくださいと、祈るのです。

 9月8日は、聖マリアの誕生のお祝いです。もちろん、聖マリアの誕生については、聖書に何も書いてあり ませんが、教会の祈りの中で、聖マリアの誕生を、正義の太陽、キリストの曙として、お祝いするようになっ たのです。日本語でマリアと呼んでいますが、ヘブライ語でミリアム。あのモーゼの姉妹の名前です。
 人に断わられ、その人に仕え、殺され、食べられる家畜のうまやで。聖マリアは、生まれた幼子イエスを産み、 その産まれた幼子イエスを、この聖歌のように、心のうちに、迎え入れ、感謝して喜んで、自分の歩む暮らしの道を、幸いなものとして歩めら れますように。
 聖マリアは、困難にあえばあうほど、それを乗り越える神への信頼も、また、見いだされました。だから、 ローソクをマリアさんに、捧げ祈るのです。
 皆さん、私たちもマリアさんに、イエスさまに倣って、この典礼聖歌のように、心の門を開け、感謝して祈り、 喜んで歩みましょう。
(ブラジル リオ)