新年あけましておめでとうございます
ポポン・エマニュエル 神父父
新年を迎えた途端、すぐに新しい年に惹かれて、クリスマスの雰囲気を忘れてしまいます。そもそもほとんどの人にとって、新年とクリスマスは関係がありません。
そう考えるのは当然かもしれません。
新しい年は地球の公転によるもので、すべての生き物に影響があります。一方、イエスの誕生日であるクリスマスは信者以外の人にはあまり影響がありません。
ところが、実は違います。クリスマスでお祝いした出来事の影響はすべてのものに及んでいるのです。
イエスの誕生日の本当の日付は知られていません。しかし、イエスの誕生の影響は信者だけではなくすべてのものに及ぶことを示すために、
昔の信者はヨーロッパの真冬の中で夜が一番長いと思われていた日をイエスの誕生日としました。
新年が春の光へと向かっているのと同じように、イエスの誕生は人類の永遠の春の光に向かっています。
イエスの誕生日を決めて、イエスの誕生を祝い、信じる人のためだけではないことを伝えようとしました。
イエスの誕生は、存在するすべてのものの上に、太陽のように神の光と命をもたらします。
わたしたちはその完成を希望を持って信じ、待ち望みます。その時が来たら、すべてが神の喜びで満たされるのです。
新年とイエスの誕生は希望でつながっています。新年は希望をもたらします。新年には新しい年が良い年であることを願います。
喜び、楽しみを望みます。信じる者にとって、その喜びと楽しみはすでに主イエスによって用意されています。
それを信じるからこそ、イエスの誕生日がお祝いの日になりました。
イエスの誕生はわたしたちが抱く喜びと命への希望が叶えられたことを告げ知らせます。救いが来ました、と。
新しいカレンダーになりましたが、一年は繰り返しではありません。毎年、毎日、神の救いが近づいているのです。
主イエスがもたらす救いの喜びが皆さまを訪れますように。