毎日、正午に新型コロナウイルス感染症早期終息を願い、諸宗教の方々と連携して祈りを捧げています。それぞれの場で心を合わせてお祈りしていただければ幸いです。
奈良市の東大寺では、仏教やキリスト教などの宗教者が一堂に会し、新型コロナウイルスの早期終息を願う思いを表明しました。
東大寺では、新型コロナウイルスの早期終息などを願って、今月1日から毎日正午に、大仏殿で僧侶がお経をあげて祈りをささげています。
大仏殿前には24日、東大寺による正午の祈りに賛同した高野山真言宗やカトリックなどからあわせて7人の宗教者が一堂に会しました。
そして、大仏殿の観相窓の先に姿を見せる大仏に一礼したあと、一人一人が、宗教者としての思いを表明していきました。
東大寺の狹川普文別当は、「新型コロナウイルスの終息が見えにくい状況ではあるが、宗教者として、行動を自粛することが周りの人々の命を守ることにつながると肝に銘じ、共に祈りを続けたい」と呼びかけました。
7人の宗教者は、東大寺による正午の祈りにあわせて、それぞれの寺院や教会などで祈りをささげ続けることにしています。
(右から二人目、川邨神父様 NHK奈良ニュースより)