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10月4日『週報』より
コロナ、コロナと言っていたら早くも10月です。
日本では10月を神無月と呼びます。
これは国津神と呼ばれる神々が出雲に集まって、縁結びや翌年の収穫について神議り(かむはかり)という会議を行うため諸国から神がいなくなるためです。
逆に神々が集まる出雲では神在月(神有月)と言います。
今年は開催されるのでしょうか?
 ★10月4日は、10(テン)と4(シ)の語呂合わせから、天使の日と呼ばれることもあります。
旧約聖書のヨブ記には、「主の前に神の使いたちが集まり」サタンを交えて会議をしているような記述があります。
私たちの神も会議をされるのでしょうか?
 ★コロナの影響で教会の会議も激減しました。
いまだに感染防止から開催のメドが立っていない会議がほとんどです。
これからの会議は、リモートとかズームという名の天使の力を借りなければならないようです。
10月11日『週報』より
春、5月は聖母月、秋、10月はロザリオの月、聖母と共に祈る季節です。
ロザリオは、単純な祈りでありながら、祈ると奥深い祈りです。
カトリック教会で古くから愛され、引き継がれてきた祈りです。
貝殻や石などを紐でくくって作るのがビーズですが、ロザリオもビーズの一つです。
ビーズの玉をくりながら祈る方法は、古くインドで生まれ中国を通って日本に伝わり仏教の数珠になりました。
同じビーズはアフリカに伝わりイスラム教の祈りへと受け継がれ、イベリア半島のカトリック教会に至ってロザリオになったのです。
ロザリオの珠、一粒一粒に触れながら、イエス・キリストの人生の出来事を黙想してゆきます。
また、様々な意向のためにも祈ります。10月は宣教の月でもあります。
宣教のロザリオを繰りながら、祈るのもいいでしょう。
10月18日『週報』より
新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、公開のミサが中止されほとんどの教会活動が止まってしまいました。
その渦中で、教会に集まることができなくなった場合それに代わる教会とは何か?考えていました。
まず考えたのは、ステイホームで家にみんながいるならそこを教会とするしかないということでした。
「家庭の教会」という概念はこれまでもありました。
しかし、これほど切実に感じたことはありませんでした。
信者さんの中でも一人暮らしが増えているし、家族で一人だけ信者という場合もあるし、うーん難しいかな…。
そもそも家庭を教会にするとは、どのようなことなのだろうか。
★今日は世界宣教の日です。
フランシスコ教皇は発信されたメッセージで「日常生活の中で宣教への呼びかけに耳を傾ける備えができているだろうか」と問いかけておられます。
教皇は「宣教は、神の呼びかけへの自由で自覚的な応答」だと言われます。
応答しようとする者が発する言葉こそ、世界宣教の日メッセージのタイトル「わたしががここにおります。
わたしを遣わしてください」なのです。
その遣わされる先は、家庭であり、その先にある生活の場(仕事場・学びの場・活動の場)なのです。
さて、手を挙げるのは誰でしょう?
10月25日『週報』より
この季節になると話題に上るのが「ハロウィン」です。
街角にはハロウィンの飾りがあちらこちらに見られます。
今年は新型コロナウイルスの影響で、土曜日なのにさびしいハロウィンになりそうです。
ハロウィンの歴史は古く、紀元前にまでさかのぼります。
ヨーロッパに古くから住んでいたケルト人、彼らは11月1日を新しい年の始まり、「新年」としていました。
その前の日、10月31日、日本でいうと大晦日に当たります。
その日に秋の収穫を祝うお祭りが盛大に行われていました。
また、死後の世界の扉が開き、祖先の霊が戻ってくると信じられていました。
それがハロウィンの始まりだったのです。
ハロウィンはカトリック教会の正式な行事ではありません。
でも少しだけ関係しています。
キリスト教会が11月1日を「諸聖人の日」に決めました。
諸聖人の日は「ALL Hallo」と呼ばれ、その前夜「ALL Hallo Eve」が転じてハロウィンと呼ばれるようになったと考えられているからです。
カトリック教会では、11月1日に「諸聖人」、11月2日を「死者の日」としてミサを捧げます。
そして、11月は死者のために祈ります。