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2020年11月29日 B年 待降節第1主日「ミサのメッセージ」
アウグスチノ 川邨 裕明神父
 今日は、待降節第一主日です。また、新しい典礼暦年であるB年の始まりでもあります。 気持ちを新しくして信仰生活に取り組んでゆきたいものです。新しい典礼暦年はまずクリスマスを迎える準備から始まります。 準備のための最初のテーマが「目を覚ましていなさい」なのです。
 「気をつけて、目を覚ましていなさい」と、イエス様は弟子たちに言いました。 この言葉が今日の福音の中心テーマです。それでは、何に気をつけて目覚めている必要があるのでしょうか?
 クリスマスを迎える準備という面から考えると、主の降誕を目覚めて待つとのメッセージと受け取ることができます。 いつイエス様がお生まれになってもよいように、万全の準備を整えて待つことが求められているのです。
 また、家の主人が旅立ち、やがて思いがけないときに突然帰ってくるように、イエス様は、私も終末の時に帰ってくるのだと弟子たちに教えました。 この話から、イエス様の昇天と終末の時、ふたたびこの世界に来られて救いを完成される再臨の時についてのメッセージでもあると考えられます。
 幼子イエスのお生まれになる時を待つことと、この世の終わりに再び来られるイエス様を待つことに共通しているのは、神の到来を待ち望むということです。 そして、今日の福音のイエス様の言葉は、弟子たちに向けられると同時に、教会ないしは教会のメンバーである私たち自身がどのような態度をとるべきかを教えているのです。
 まず、神の到来は喜びの時であることが大切です。幼子イエスの誕生を迎えるクリスマスが喜びの時であるのと同じように、 旅に出ていた主人が戻ってくるのも喜びの時です。 その主人は、わざと僕たちが寝ている時間を選んで寝ているのをとがめるために帰ってく るのではなく、一秒でも早く僕たちのところに帰ってこようと努力する主人なのです。 それがたまたま夜中や明け方になってしまうのです。
 初めての子どもを迎えるとき、周りの人々は大きな喜びと少しの不安を抱きながら、 それぞれに与えられた準備の役割を果たすでしょう。母親になる人は母親になる準備を、 父親になる人父親になる準備を、おじいちゃん、おばあちゃんになる人はその準備をします。
 イエス様はそれとまったく同じように、神の到来を待つ人々に仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましておくようにと命じられます。 神の到来にむけて自分に与えられた役割をしっかり果たしながら必要な準備を整えることと、少しの変化も見逃さないように見張る門番のように、 注意深くその時を見極めることが求められています。
 教会(私たち)は、神の到来という喜びの時に向けて、イエスの弟子たちから主任の僕たちと門番の役割を引き継いでいるのです。 私たちも喜びを待つ者として、教会の役割に積極的にかかわってゆきましょう。神の到来を主人であるイエス様と一緒にお祝いできますように。