08月01日『週報』より
カンボジアの教会の日です。
大阪教区は長くカンボジアの教会を様々な形で支援してきました。
カンボジアは、日本以上にコロナ禍による影響が大きく、1年以上に及ぶ自粛生活によって生活困窮世帯は深刻な状態に陥っています。
新たに援助を求める世帯も増え続けています。大阪教区としては、今後も援助を続けてゆきます。
どうか、祈り支援をお願いします。
08月08日『週報』より
長い我慢の時期でした。ようやく公開ミサを再開することができました。
とりあえずホッとしています。
この先どうなるかはわかりませんが、ひとまず素直に喜びたいと思います。
公開ミサのない間も、教会維持のための活動に携わってくださった皆様に感謝します。
これからも力を合わせて、新型コロナウイルスの感染拡大を防いでゆきましょう。
よろしくお願いします。
08月15日『週報』より
使徒言行録を、解説書を傍らに置いて読み直しました。
神学校の授業で習ったはずが、ほとんど内容を忘れていましたので、新しい発見がたくさんありました。
一番は、著者のルカがパウロと行動を共にして書き記したと思い込んでいたことでした。
実は、ルカは独自に入手した資料をもとに、自分のパウロ像を作り上げたのでした。
それにもかかわらず、ルカがパウロを通して伝えようとしたメッセージには、今を生きるヒントがちりばめられています。
そのつながりから、映画「パウロ 愛と赦しの物語」を鑑賞しました。
パウロのローマでの生活を描く中で、パウロの伝えたかったメッセージがストレートに表現されている秀作でした。
パウロを理解するために絶好の作品です。
08月22日『週報』より
ニュースに出てくる同姓は、時に誇らしく、時に恥ずかしいものです。
名古屋市長が金メダリストのメダルを咥えたニュースでは、市長と私が漢字は違いますが、同姓なので報道されるたびにいやな気分を味わっています。
傲慢だとか非常識だと言われると、自分のことを言われているようで何とも言えません。
そのうち「そんなこともあったかな」と忘れられる時が来るとは思いますが。
せめてそれまで、私が恥の上塗りを「加えない」ようにしたいと思います。
08月29日『週報』より
聖アウグスチノの霊名をいただいています。
霊名の祝日にはお祈り、お祝いをいただき誠にありがとうございます。
お母さんの聖モニカとともに親子聖人なのは有名です。
アウグスチノは母の祈りに支えられて回心の道を歩んだのです。
二宮和也主演の映画「浅田家」をDVDで視聴しました。
家族写真を撮る写真家の青年が、東日本大震災での被災者の写真を洗ってお返しするという活動を通して、家族との
つながりを見つめなおす物語です。
実話をもとにしたフィクションですが、笑いあり感動あり涙あり、最後の落ちには「やられた!」と思わず声が出ました。
家族っていいなと思える作品です。
ぜひ一度。