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2月6日『週報』より
新聞のオピニオン欄に、「コロナ禍で失った大切なもの」(投稿者:上野滋さん)が掲載されました。
「人は病や災いによる死や不安に打ち勝つために祈り、祭りをし、喜びや悲しみを分かち合い、慰め合ってきた。
こうした大切な喜怒哀楽の場が失われたのがコロナ禍である」とありました。同感です。
ある神社の宮司さんが「祭りは本来、疫病退散を祈るために行われてきたが、その祭がコロナ禍でできなくなるのは、おかしなこと」と話しておられたのを思い出しました。
ミサには疫病退散の祈りはありませんが、一週間体験してきた喜怒哀楽を分かち合う場であるのは間違いありません。
そのような貴重な場をこれ以上失いたくはありません。
私たちにとってかけがえのない大切な祈りの場を守るために、さらに協力し合いましょう。
2月13日『週報』より
散歩していると、真新しい更地を見つけることがあります。
さて?更地になる前、何かが建っていたのだけど、何だっけ? 何があったのか思い出せないのです。
そんなことありませんか? 私はほとんど思い出せません。
久しぶりに散歩すると、更地が増えたこと、店を閉じた飲食店が目に付きます。
コロナ禍のせいでなければよいのですが。
街はこれからもスクラップ アンド ビルドを繰り返し、新しくなってゆくでしょう。
教会も、その流れに飲み込まれてしまうのでしょうか?それとも…
2月20日『週報』より
芦屋市の学校給食を題材にした映画「あしやのきゅうしょく」が公開されました。
芦屋市の小中学校の給食は、一括調理で配送する給食センター方式ではなく、各学校でつくる方式を採用しています。
それぞれの学校の栄養士や調理師が児童一人ひとりのアレルギーなどを細かくチェックして、独自のメニュー作りにも取り組み、安心安全の給食づくりを行っています。
映画の撮影では、芦屋教会の東側道路でも使われました。
芦屋の給食に魅かれて、芦屋に住みたいと思う若い世代が増えるといいなと思います。
2月27日『週報』より
日本映画「空白」を DVD で鑑賞しました。
スーパーで万引きを疑われた女子中学生が店外に逃げ、車にひかれて死亡します。
父親は娘の無実を信じ、スーパーの店長を追い詰めてゆきます。
事件にかかわった人の人生が狂わされてゆきます。
登場人物誰もが、加害者であり、同時に被害者でもある複雑な人間模様を丁寧に描き出しています。
物事は単純に割り切れるものではなく、それぞれが善良であっても絡み合う糸の中で互いに傷つけ合ってしまうのです。
これから四旬節を迎える私たち、「ゆるし」について黙想するのに良い映画だと思いました。