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『ヴェロニカ』
ラファエル 松本武三 神父
四旬節に入り、金曜日の午後、聖堂で十字架の道行きの祈りがささげられています。
甲子園教会の十字架の道行の絵、とっても素晴らしい。
残念なのは、高い位置に飾られているので、その美しい姿をよく眺めることができないことです。
この絵、第六留「イエズス御顔を布に写させ給う」の一部分です。
十字架担うイエスと布を差し出す女性の視線が合って、じっと見つめ合っています。
イエスの視線が、カメラのレンズのように、イエスの顔が布に写されるのです。
この女性、ヴェロニカとして親しまれていますが、ヴェロニカとは、「真実の面影」「まことのイエスの顔」という意味です。
私たちは、まことのイエスの姿を心に写し、その限りない神の愛の有難さを知り、感謝の祈りをささげているでしょうか。
自分に都合のよい姿になって、喜びの信仰を失っていませんか。
今は、ご復活に向けての四旬節。
洗礼の恵みをいただいた頃の新鮮な、素直な喜びの信仰を取り戻し、心から、主の復活を祝えるように、祈ってまいりましょう。