『春の訪れは、厳しい冬のかくれた営みの実り』
ラファエル 松本武三 神父
春の訪れは、厳しい冬のかくれた営みの実り。
ご復活の喜び、信仰の有難さは、四旬節の主の招きに目覚めんとする、ひとり一人のかくれた愛の業、祈り、生活の振り返りの恵み。
主は、思わぬ出来事、大不況の嵐のなかで、「悔い改めて、福音を信じなさい」と招いて下さっている。
この世の王は、自らが生き延びるために、小さな一人を切り捨てる。
天の王は、これらの最も小さな者を生かすために、自らを捧げられる。
ある時、イエスは弟子たちに言われた。「ファリサイ派の人々のパン種とヘロデのパン種によく気をつけなさい」と。
ファリサイのパン種は、一つのパンから分離していくパン種。ヘロデのパン種は、仕える愛の心を奪い、驕り高ぶる仕えられたい欲のパン種。
イエスと言う、唯一永遠の命のパンを、知らないと言って、イエスを見捨てたペトロやイエスを金で売ったユダは、この世に生きる私たちひとり一人の姿。
だから、ペトロが泣いて、立ち上がったように、私たちも、この四旬節、自分の信仰を見つめ直し、喜びある信仰を取り戻しましょう。
そして、甲子園教会は、この4月から、評議員が交替します。
旧委員のご苦労に感謝し、新役員を心から支え、協力し、イエスが喜ばれる共同体であれるように頑張りましょう。
