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『一年の歩みに感謝!』
ラファエル 松本武三 神父
 11月は教会暦の終わりの月。この一年の一人一人の歩みに感謝し、また、亡くなられた方々のために祈 り、いつも守り導いてくださっているフランシスコ・吉をはじめ、すべての聖人を祝い、そして、信仰年の恵 みのうちに、私たちカトリック甲子園教会創立50年を喜び祝う幸いをいただきました。神に感謝!。

 「オリンピック東京開催決定」のニュースは、私にとっても、スタートの喜びを呼び覚ましてくれました。 1964年の東京オリンピックの年のクリスマスに、洗礼の恵みをいただいたものですから。20才でした。 そして、10年後の1974年に司祭叙階の恵みをいただき、失敗をかさねながら今日に至っているのです。 偶然ながら、甲子園教会の誕生と私の信仰のスタートが同じ頃。第2バチカン公会議が開かれている時。そし て、7年後の東京オリンピック開催のニュースは、頑張らなくっちゃと、私の心に、小さな明日への希望の火を 灯してくれました。

 信仰のことなど興味もなかった私をカトリックに導いてくださったのは、スクート会の神父さん。スタート の場をあたたかく良きものに配慮してくださったのは、姫路聖マリア病院のシスター。神に感謝!です。
 洗礼の恵みをいただくまでの勉強、何も記憶がないのですが、一つのことだけ心に残っている。 弟子のペトロが、イエスに「何回赦すべきですか。7回までですか。」と尋ねた時、イエスは、「7回どころ か、7の70倍までも赦しなさい。」と言われた。もし、7回までだったら、とっくに今の私はない。
幸いにも、7の70倍、何処までも赦し、明日へのスタートに導いてくださる方にすがる私。失敗すればする ほど、おかげさまでと、感謝し歩めるように、厚かましいけれど、喜んで歩みたいと思っています。
神の癒やし、神の薬、ラファエル、これからも、病気ばかりする私を守ってくださいますように。アーメン。
(神学校に入学した時の同級生。イエズス会の林神父を囲む19人。司祭になったのは、9人。 9人のうち、2人が司教に、そして、3人亡くなり、現在6人。懐かしい)