『有名な絵画から、ロザリオの祈りの心を』
ラファエル 松本武三 神父
エルグレコのヴェロニカとアロンソカノの聖母の乳と聖ベルナルド。ヴェロニカとは、「キリストの
真の顔」という意味。あなたの信じるイエスはどんな方ですかという心です。聖ベルナルドが跪き、口に
聖母の乳を受けている絵は、聖体に養われる私たちの心です。お乳は完全な栄養。私たちの信仰生活の
振る舞いは、キリストに出会い、キリストの背丈に成長するためのお乳です。素直な心で、単純に信頼し
て、祈りましょう。
ミレーの晩鐘とレンブラントのエマオの絵。晩鐘は、お告げの祈りを唱える農夫。社会に忙しく生き
る私たちの姿。心にキリストを写すヴェロニカです。エマオのパンを裂く場面は、弟子の暗い心に、火を
灯し、「主だと叫ぶ」弟子の心に命の息を吹き込む主。ミサでの聖体のキリストとの出会い。これらの
聞きなれていることと、今の自分の生活と心で祈りの対話、黙想のひと時を過ごし、信仰の有難さ、聖
体の尊さ、力を素直に、受けとめられるよう祈りましょう。
