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『老木に 新芽が 嬉しい!』
ラファエル 松本武三 神父
 3月は、私の誕生月。最近、急に老いを感じ、足がヨタヨタ。情けない限りです。
それで、老桜と新芽のスケッチを思い出した。このスケッチの老桜、わが故郷、姫路で出会った。
何とガランドウの皮だけ。でも、上の方に、新芽が! 小さな可愛い花を咲かせている。いいなあ。 私も早いけれど、74歳の老人の仲間入り。この老桜のように、歳をとるほど、その時、その時、何か、 興味を見つけて、楽しみたいなあと思っています。

 私は、1974年に、姫路の教会で、司祭の叙階の恵みをいただきました。
東京オリンピックの年でした。また、東京でオリンピックが開催されます。それで、次のオリンピック までは、何処かの教会でいられるように健康を保たないと。
明日の若き芽のために、尽くす皮だけの老い桜のように、頑張りたいなあと思っています。
でないと、姫路の仁豊野の司祭の施設に行って、世話をいただかなければなりませんので。

 私の最初の教会は、神戸の下山手教会でした。パリ・ミッション会の二人の司祭が居られた。
私の大切な幸いな時でした。二人の司祭のことを、心で思うだけで、明日に向って頑張れます。
この老い桜と新芽の花のように。そして、年輩の神父さんが、亡くなれたフランスの南の田舎の町、 モンプトン。忘れません。私にとって、新芽の花は、亡くなられた神父さんです。
 そのモンプトンの司祭の家に行った時、その神父さんのお墓を見つけ、祈った、あのひと時も、 決して忘れられません。私の新芽です。

 教会のニュースに、しょうもない事を言ってすみません。よき御復活を祝えるように、 四旬節を過ごしましょう。